看護学科<4年制> 学科キーワード ”絆”
学び方を学び、生涯成長できる看護師になる
高度医療に応える看護師を養成するために、4年制の看護師教育を採用。くり返し、じっくり、丁寧に学ぶことで、看護実践力を身につけます。
先生インタビュー
患者さまの、持っている力を最大限引き出せることができる看護師に
入院生活の援助の中に食事の介助があります。自分で食事ができない方に援助を行うのですが、食事は誰かに食べさせてもらうより自分で食べたほうが美味しいです。また、患者さまの状況により誰かに食べさせてもらっている事を辛く感じる場合もあります。心を固く閉ざし、前向きに治療と向き合えない方もいます。患者さまの思いを受け止め、より良い看護を探究し続ける心を持ってほしいと思います。
学生は臨床実習の中で患者さまの手を洗ったり、マッサージをする援助をさせていただきます。患者さまは若い実習生に優しい気持ちで「ありがとう」と声をかけてくださいます。その「ありがとう」は何に対するありがとうだったのか、自分のしたことは本当に良い看護であったのか、もっとできることはなかったのかと振り返りをしてもらいます。繰り返しじっくり学び、しっかり考えることで、ただ援助を体験するだけではなく、患者さまの力を引き出す援助の選択や変更の必要性に気づくことができます。患者さまとの絆を紡ぎ、「安心と信頼」「生きる希望を支える」看護師になって欲しいです。